藤雲堂のご紹介

うつくしい音楽や文学と同じように、お菓子には人の心を動かす力があると私たちは考えています。藤雲堂は婚礼菓子を主としたお菓子作りを通して皆様の生活に彩りを添えることを目指してきました。ものづくりを大切にする姿勢は今も脈々と職人たちの心に受け継がれています。

私たちの祖先にあたる、初代藤野市次郎は明治10年に藤雲堂を創業しました。松平家家臣本多富正公で知られる本多氏のもと、刀の鍔職人であった市次郎は錺屋市次郎という名でした。藤の花を愛された本多氏より家紋と「藤」の字を頂き、藤野市次郎と名乗ることになったものと伝え聞いております。明治35年3月、大火災があり福井市は甚大な被害を受けます。困難に耐え、仕出し料理店向けの専門料理菓子司として旧京町(現照手)にて生砂糖細工の料理菓子を中心に製造しておりました。

2代目藤野義雄は京都で修行後、大正9年藤雲堂を継承しました。昭和20年の福井空襲により市内は損壊率84.8%という害を被りました。更には、昭和23年6月、追い打ちをかけるように福井を福井大地震が襲います。復興のさなか、福井郵便局跡地(現在地)に店舗を移転します。二度の悲劇を乗り越えて復興を遂げた不死鳥・福井と藤雲堂はこれまでずっと歩みを共にしてきました。

3代目藤野義一は東京高等製菓学校(現・東京製菓学校)にて学んだのち、昭和37年に藤雲堂代表に就任することとなります。義一は地元福井に若手研究会福和会を結成し若手の勉強の場と親睦を図りました。昭和47年12月現社屋を落成し、皆様のおかげで、まもなく創業140年を迎えます。私たちは時間という大河にたゆたう小舟かもしれません、私たちも足羽川のほとりで変わらぬお菓子作りをこれからも、続けていきます。

会社概要

会社名 株式会社藤雲堂
創業 明治10年(1877年)
代表者 代表取締役 久保田 百代
資本金 1,000万円
住所 福井県福井市照手1丁目1-19
電話番号 0776-24-1397
ファックス 0776-27-6079